これからの悠翔会

悠翔会は今後、首都圏のみならず、離島や山間地などの医療過疎地、在宅医療の絶対的不足地域を中心に、地域の課題解決と医療の持続可能性の両立にチャレンジしていきます。

FUTURE OF YUSHOUKAI FUTURE OF YUSHOUKAI

「チーム在宅医療」の力で、
地域の医療資源を
“ゼロから1”へ

わたしたちは、首都圏における在宅医療の運営実績と診療拠点の開設経験から、大都市部における在宅医療の1つの成功モデルとされています。しかし、わたしたちの目標は事業規模を大きくすることではありません。「かかわったすべての人を幸せに」、これがわたしたちの基本理念です。では、わたしたちがかかわるべきは「誰」なのでしょうか。そして、どのように幸せを広げていくことができるのでしょうか。

首都圏ではここ数年、多くの在宅医療クリニックが開設されました。しかし、既に30の在支診がある地域に、31個目の在支診を開設することにどれほどの意味があるのでしょうか。人口を考えれば十分な成長の余地はあります。しかし、そこにどれほどの社会的インパクトがあるのでしょうか。

多くの在宅医療専門職を擁する広域医療法人にしかできないことがあるのではないか。 そんな思いの中で、首都圏を一歩踏み出したわたしたちは、今後の診療拠点の開設にあたり、4つの大きな要件を言語化しました。

診療拠点新規開設における4つの要件

  • 潜在患者数ではなく、地域へのインパクトを優先する
  • 保険診療だけに依存しない、新しい地域医療の形を具現化する
  • 家庭医療・在宅医療の教育研修拠点として機能する
  • 首都圏におけるより付加価値の高い在宅医療を提供する