理学療法士

その人らしい生き方のためにできることを、一緒に考えましょう!

2008年1月 入職

悠翔会在宅クリニック新宿

伊藤 匠いとう たくみ

仕事の内容を教えてください

主に訪問リハビリテーションの提供です。訪問リハビリテーションは、自宅での生活を自分らしいものにできるよう、生活の自立度を高めることを目的として行うものです。ある程度自立している方の場合、介護予防が重要な目的になります。患者さん・ご家族の思いを受け止め、その心身状況や生活に合わせてプログラムを立て、行っていくので、一人ひとり違うかかわり方になります。

仕事のやりがいはどこに感じますか

患者さん・ご家族の目標が達成され、生活がよりその方らしくなったと思えるときです。とくに、他の事業所の各専門家と協働し、チーム一体となって目標に向かっていたときは、とてもうれしいです。

悠翔会に就職したきっかけ、または決め手を教えてください

回復期リハビリテーション病院勤務時代に、「自分が担当していた方の退院後の生活はどうなるのか?」と疑問をもったところから、「退院後の自宅での生活にこそ、リハビリテーションのやりがいがある」と感じるようになっていきました。いくつかの在宅支援診療所を見学する中で、当法人・佐々木淳理事長との面談では、クリニックとしてのチャレンジ精神とリハビリテーションへの期待を感じ、ここなら自分の力を発揮できると思いました。


悠翔会で働く魅力は何でしょうか?

悠翔会在宅クリニック新宿は全スタッフがフリースペースで働いているので、ちょっとした時間があればクリニック内の他の職種のスタッフと、患者さん・ご家族について話し合うことが可能です。訪問リハビリテーションの現場では、患者さんの急な体調不良などに遭遇することがあります。日ごろからコミュニケーションがとりやすい環境なので、急な事態にも電話などで相談して対応できます。我々セラピストにとっても、患者さん・ご家族にとっても、とても安心できる環境だと思います。

悠翔会の課題を教えてください

悠翔会在宅クリニック新宿としては、まだまだ地域に認知されていないと感じることがあります。新宿という地域は、多職種ネットワークがいくつもあり、交流が盛んです。限られた時間の中で自分の業務をしっかりと行いながら、地域の他職種の方とのつながりをつくっていくことは大変な部分もありますが、新たな学びを得たり、逆にセラピスト的視点をこちらからお伝えすることで喜んでもらえたりするので、充実した時間です。

仕事をするうえで大事にしている価値観は何ですか?

できるだけ先入観で決めつけないことと、前向きに考えること、話し合うことです。「この病気だからこうなるだろう」「前回こうなったから次もこうなるだろう」「この前こう言ってたからこういう人だろう」など決めつけてしまうと、間違って捉えたり、その方の可能性を低く捉えたりしてしまうと思います。経験が邪魔をする感じもあります。しかし、よくよく観察したり、話を深堀りして聞いてみたりすると、本当は全然違っていたということはよくあります。

ずばり、働きやすいですか?

とても働きやすいです。院長が話をよく聞いてくれますし、スタッフ間の関係も良好で、クリニックは明るい雰囲気です。よく話し合いがされており、よく笑い声が聞こえます。また、残業時間は月10時間以内が当たり前で、私個人は、平日も2人の子育てにかかわることができています。

どのような人と一緒に働きたいですか?

新しいこと、初めてのこと、急に起きる変化に前向きに取り組める方、そして話し合いができる方です。私は悠翔会の前身も含めて10数年在籍していますが、新しいこと、初めてのこと、法人やクリニックの変化、リハビリテーション部門の変化は何度もありました。その都度、その時々のクリニックスタッフと協力して対応し、今があります。社会情勢を考えると、今後も急な変化や新しいこと、初めてのことは起こるでしょう。そのときに、一緒に前向きに協力して乗り越えていける方と働きたいと思います。

-理学療法士