在宅医療は、家庭医療・総合診療の一部です。よりよい在宅医療を提供するためには、「在宅特化」ではなく、この基礎にある家庭医療の概念を理解し、そのスキルを習得する必要があります。また、成長のためには、自らの課題を認識し、目標を設定する必要があります。そのために悠翔会では、個々の医師の診療能力をアウトカムとして可視化しています。
悠翔会には、ポートフォリオ作成指導歴が豊富な、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医、日本在宅医療連合学会在宅医療認定専門医が複数在籍しており、希望者への家庭医療理論のレクチャーや、ボートフォリオ作成のための個別の支援を行っています。
また、総合診療や家庭医療の領域から講師を招き、日頃から連携する施設の職員も参加可能なケースカンファレンスを、月に2回開催しています。
全国から多職種が参加する「在宅医療カレッジ」、法人全体の新入職員を対象にした研修なども、大きな特徴です。